3Dプリンタで造形する時によく聞く「サポート」とは?

おはようございます!

 

最近デザインセンス等が求められるシーンが増えてきたのにまったくセンスの欠片も見出せない系ライターのパクチー長瀬です。

 

さて、今日はまた3Dプリンタ関係のお話です。

 

3Dプリンタ関連でよく聞くサポートという言葉。

保守の事??なんて思っちゃったりしますよね。

 

3Dプリンタを使ったことがある人は当然サポートが何かはご存知かと思いますが、

今日は、これから3Dプリンタを導入するぞ!という人向けの投稿です。

 

3Dプリンタは三次元のモノを造形(印刷)する機械ですね。

 

 

基本的に3Dプリンタの造形というのは何も無い空間にポンッっと出来るわけではなく、

平面上から1層ずつ積層していきながら造形していきます。

 

FDM方式(熱溶解積層方式)の3Dプリンタを例に説明します。

細長いフィラメント(樹脂)を熱したノズルからにゅるにゅると溶かしながら移動し、

溶かした樹脂で絵を書いていくイメージです。

 

作:パクチー長瀬

 

1層ずつ積み上げていくと立体になっていきますね。

しかし、いきなり下に支えが無いところに絵を描こうとすると・・・

落ちちゃいますよね。

作:パクチー長瀬

 

ということで、途中途中で後で取り除くことが可能なように細~く樹脂を出して、支えを作っておく。これがサポートです。

作:パクチー長瀬

 

 

・・・なんのこっちゃですよね。

今度また動画取りますね・・・。

 

 

はい。実際に造形したサンプルがこちら。

 

サポートを取り外すと・・・

 

中からこちらが出てきました。

 

ちなみにこのサポートは殆どの機種で自動計算してくれるものなのでご安心下さい。

 

フィギュアを造形しするとこんな感じになりました。

右がサポートを取る前、左が取った後。

支えられてますね~。

私も支えたいですね~。

 

というわけで、サポートというものはとても重要な役割をはたしているわけですが、

こいつがなかなか取れなかったり、取り除いた後の表面が荒れていたりなど、造形担当者を苦しめるわけです。

3Dプリンタを購入の際は、展示会場で造形品を見るだけでなく、「サポートを除去していない状態の造形サンプル」を依頼するようにしましょうね。

 

ちなみに参考までにこちらをご紹介。

先程と同じデータをインクジェット方式の3Dプリンタ

「EDEN260VS」 (ストラタシス社)

で造形したものです。

ちょっとクリーム色した部分がサポートです。

こちらの機種は「水で溶けるサポート材が使える」という点がメリットです。

水につけて放置していると・・・

 

このとおり♪

 

というわけで使う3Dプリンタによってサポートも様々ですので、3Dプリンタ購入の際には是非サポートについてもチェックしましょうね。

 

あ、保守サポートについてももちろん忘れずに♪

 

 

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パクチー長瀬
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