えんとつ町のプペル登場キャラクターを鋳造で金属フィギュア化
皆さん「えんとつ町のプペル」ってご存知でしょうか?
吉本興業のお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが手掛けた絵本で、クラウドファンディングで多額の資金を集めたり、インターネットで無料公開したりなど話題になりましたね。
この絵本にはプペルとルビッチというキャラクターが出てきます。
こちらのキャラクターをロストワックス精密鋳造の技術を使って金属フィギュアにしました。
今日はこの金属プペルと金属ルビッチがどのように誕生したかをご紹介します。
左が「ゴミ人間プペル」
右が「えんとつそうじ屋のルビッチ」
まず、3Dデータ化サービスの「モデリー」さんにお願いしてキャラクターの3Dデータを製作していただき、その3Dデータを元に3Dプリントで造形、元となる原型を製作します。
※3Dデータ作成サービスのモデリーさんへのリンク
↓
次に、3Dプリンタで造形した原型をシリコンゴムに埋没させ硬化を待ちます。
固まったら外科手術用メスで目印をめがけて切開します。
シリコンゴム型にワックス(蝋)を注入して冷まします。
冷めたら型を割り、中からワックスを取り出します。
ゴム型もワックスもわずかに弾性を持っている為、複雑な形状も離型できます。
ワックス模型に金属を流し込む道をつけて固定し、石膏で固めます。
それを1000度の窯で熱しワックス模型を溶かし出せば鋳型が完成します。
鋳型にはルビッチの形の空洞が出来ています。
いよいよ鋳造です。
熱した石膏鋳型に溶解した金属を流し込み圧力をかけます。
石膏を割って中から金属を取り出して磨けば金属フィギュアの完成!!
金属プペル
金属ルビッチ
金属らしいずっしりと存在感があるフィギュアが完成しました。
このように、3Dプリンタとロストワックス技術を使えば、金属フィギュアも作れます。
「金属化してほしい!!」
というご要望があれば是非、キャステムまでお問合せくださいませ♪
【 お問い合わせはこちら 】
広島支店 : tel: 084-955-7888 / fax: 084-955-7666
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【キャステムホームページ】
そしてお知らせです!!
この金属のプペルとルビッチは
2017年7月8、9日の2日間、
FactoryArtMuseumTOYAMA にて開催される
「えんとつ町のプペル 光る絵本展 in 高岡」
にて展示されます。
今のところ販売の予定はありませんので、
実物を見るには絵本展へ行くしかありません。
興味関心のある方は是非高岡まで足を運んでみてはいかがでしょうか!?
FACTORY ART MUSEUM TOYAMAのホームページ
↓
https://www.fujita-k.co.jp/art/
尚、絵本については無料公開されていますので下記リンクにてご確認ください。
そして気に入った場合は是非応援する意味も込めて購入をご検討してみてはいかがでしょうか?
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