インクジェット式3Dプリンタ「EDEN260VS」のご紹介

おはようございます!

 

車のナビがいきなり映らなくなって傷心系ライターのパクチー長瀬です。

 

さて今日は3Dプリンタのご紹介。

 

本日紹介するのはキャステムが所有する中でも一番高額なプリンタ

EDEN260VS

(ストラタシス)

 

こちらの3Dプリンタはインクジェット方式です。

みなさんご存知の紙に印刷するインクジェットプリンタがありますよね?

あの仕組みを使って3D造形する方式です。

 

ざっくりとしたイメージでお伝えすると、

紫外線硬化樹脂をシュパッと吹き付けた後、光を当てて硬化させる。

そしてその上にまたシュパッと吹き付けて、硬化させる。

それを延々繰り返していくとだんだん立体になっていくという感じです。

積層ピッチは0.016mm、または0.03mmなので、

例えば0.03mmピッチで30mmの高さの物を造形する場合、1000回吹き付けるわけですね。

 

さて、当然この3Dプリンタもサポートが必要になります。

EDEN260VSの特徴として、水溶性サポートが使えるというところがポイントです。

水溶性サポートは水につけているだけで溶けてくれるのでサポート除去がラクラクです♪

 

こちらが造形が終わってサポートがついたままの状態。

モデル全体をサポートが覆っていますね。

 

これを水につけて放置すると・・・

出てきました。

しかし、水につけただけですと、モデル材の表面のサポートが溶けずに残っています。

この部分はサポート材にモデル材が少し混ざっている為、ブラシなどで取り除いてあげる必要があります。

ウォータージェットなどを利用すると手早く除去することが可能です。

 

取り除いた状態。

今回はVeroClearという透明樹脂を使ったのですが、少しくすんでますね。

これをさらに処理していくと・・・

 

はい。クリアになりました。

 

インクジェット式はFDM方式などと比べると格段にキレイに造形できます。

その代わりコストはちょっとお高めです。

 

こちらの樹脂に関して今の所ダイレクトキャストは対応しておりませんが、

このEDEN260VSで造形したモデルをシリコンゴム型で型取りし、そのゴム型でワックス成型してロストワックスで金属化するというご提案が可能です。

 

造形、金属化などご相談がございましたらお気軽にお電話ください♪

 

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パクチー長瀬
キャステム広報担当。パクチーがキライという設定。わりと記事投稿にムラがありますがご了承下さい。只今成長中でございます。。。
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